これとは逆に、バックグラウンドというものがあります。バックグラウンドでプログラムを走らせると、すぐにコマンド入力状態になります。プログラムは、見えませんが後ろで走っています。
バックグラウンドで走らせるにはコマンドの最後に"&"を付けます。今走っているプログラムはpsコマンドで見ることができます。また、フォアグラウンドで走っているプログラムをバックグラウンドにしたい場合は、Control+zを押した後に、"bg"コマンドでできます。
バックグラウンドで走っているプログラムは、自分がlogoutしても走り続けます。長時間計算時間がかかるプログラムは、バックグラウンドで走らせておくと便利です。しかし、走らせすぎは、他の人の迷惑になるので注意しましょう。重いプログラムを走らせるときは、人があまりいない時間を見計らって実行しましょう。