[25]『長江落日賦』

(徳間書店・1992年)

 白日、斜めなりは、夏侯覇が蜀漢へ亡命してからのお話。特に三国志好きの方におすすめです。魏の右将軍であった夏侯覇の目を通して語られる話は、読者のこれまでの魏や蜀漢のイメージを変えてしまうかもしれません。また、巻末の赤壁の戦い私考や書生論ー三国志雑感も必読です。


[データ&関連図書]

[収録作品]

●(雑)「黒竜の城」 (初出『SFアドベンチャー』

●(雑)「天山の舞姫」 (初出『SFアドベンチャー』

●(雑)「長安妖月記」 (初出『SFアドベンチャー』

●(雑)「白日、斜めなり」 (初出『歴史読本』(1987年9月))

●(雑)「長江落日賦」 (書き下ろし)

●(雑)「「赤壁の戦い」私考」 (初出『歴史読本』(1987年新年号))

●(雑)「逸話のオリジナルあれこれ」(初出『歴史ワールド』(1987年vol.10))

●(雑)「書生論 - 三国志雑感 -」(初出『歴史読本』(1988年9月)

また、関連として、

「歴史の奥深さを教わる『長江落日賦』」(産経新聞・1992年6月20日 エッセイ)

などがあります。


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